~宿命~
明隆:「なぁ。ポリさん。俺らは悪い事をしに集まってんじゃねぇから安心しなよ。ただ、ある女の子がストーカーに遭っとるから助けてあげようとしてんねん。捕まえたら知り合いの警察官に渡すから帰ってくれんか?あんたらは見た感じ悪い人じゃなさそうやし。信じてや。これ渡しとくから住所見て返しに来てくれ。」
俺は警官の一人に免許証を渡した。
警官:「分かった。問題は起こすなよ。」
彼らはすんなり受け入れてゆっくり山を下って行く。
その途中、免許証を受け取った警官が一言言い残し去っていった。
警官:「ここまでする奴は君が初めてだ。話し方を変えれば良い奴になれるだろう。」


部外者がいなくなった所で本題にはいった。
明隆:「みんな!聞いてくれ。さくらを守りたい気持ちは嬉しい。でも、さすがにこの人数は目立ち過ぎる。今から俺が指名した奴は前に集まってくれ。」
そう言って50人の中から如月・小谷・板野・古岡・近藤・服部・島野・黒崎・本田・岸山の10人を選んだ。

一度みんなで山を下り、40人と別れた。
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