~宿命~
第15章 仲間割れ 後編
正道とは1年ぐらい会っておらず、前よりたくましくみえた。
明隆:「なんでここにいんだよ!危ねぇから出て行け。」
正道:「一年前の約束覚えてますぜ!後は俺に任して下さいよ。孝道!定道!兄(あに)さんを頼む。」
奴の指示で孝道と定道が俺の両腕を抱え、後ろに下がった。
明隆:「せめて下ろしてくれ!だだをこねてるクソガキみたいじゃねぇか!足ぐらい着かせろ!」
孝道:「降ろしたら兄貴に殴られるっ!」
定道:「兄貴なら大丈夫ですよ。兄さんに負けてから特訓に明け暮れてたから負けないですよ。」
明隆:「この体勢は気に食わんけど、お前らがアイツを信じてるなら俺も信じるよ。」
宙ぶらりんのまま正道の戦いを見学した。
確かにパンチのスピードと命中率が上がっており、足の運び方も大分よくなっている。
定道:「兄さん。どうです?兄貴強くなったと思いませんか?」
明隆:「…。」
孝道:「兄貴の強さにビックリしてんだろうなぁ~。」
明隆:「降ろせ。…聞こえたやろ!早く降ろせっ!」
俺は一年前と同様二人の膝を蹴っておりた。
明隆:「なんでここにいんだよ!危ねぇから出て行け。」
正道:「一年前の約束覚えてますぜ!後は俺に任して下さいよ。孝道!定道!兄(あに)さんを頼む。」
奴の指示で孝道と定道が俺の両腕を抱え、後ろに下がった。
明隆:「せめて下ろしてくれ!だだをこねてるクソガキみたいじゃねぇか!足ぐらい着かせろ!」
孝道:「降ろしたら兄貴に殴られるっ!」
定道:「兄貴なら大丈夫ですよ。兄さんに負けてから特訓に明け暮れてたから負けないですよ。」
明隆:「この体勢は気に食わんけど、お前らがアイツを信じてるなら俺も信じるよ。」
宙ぶらりんのまま正道の戦いを見学した。
確かにパンチのスピードと命中率が上がっており、足の運び方も大分よくなっている。
定道:「兄さん。どうです?兄貴強くなったと思いませんか?」
明隆:「…。」
孝道:「兄貴の強さにビックリしてんだろうなぁ~。」
明隆:「降ろせ。…聞こえたやろ!早く降ろせっ!」
俺は一年前と同様二人の膝を蹴っておりた。