「え…と…良かったら、付き合って、ください」


私は思いっきり目を見開く。
あまりのことに、声なんて出なかった。
_____今、何つった!?


散々考え、思考を巡らせた結果 第一声が
コレ。



「ドッキリとか、罰ゲームじゃない?」

うわー もうちょっとマシな言葉があったんじゃないか?私!!

「えっ!?あ、いや…本心………です……」
「!?∑(゚Д゚)…………本気??」
「もちろん」
ケイは即答した。

本…気?
私はよろけそうになった。

「返事は来週でいいかな?」

「あっ うん」

「じゃあ…すいません。お疲れ様です」
私はサッとその場を後にした。


テニススクール近くの階段を猛スピードで駆け降りながら頬をつねる。


これは…夢?
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