■自分色■

スコール

-スコール-
 
 
どしゃぶりの雨の中
 
座り込んだアスファルト
 
なにも感じなかった
 
ただナミダが止まらない目頭と
 
体を支えるキミの手だけが
 
熱かった
 
 
もうこの手は
 
あたしを包んでくれることはない
 
わかってたのに
 
振り払えなかった
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