保健室の眠り姫!?






「先生!」


「兄貴!」


二人の心配そうな顔が目に飛び込んできた。



「二人とも、無事に帰ってきたのか。」


「それを今話してたんだが、どうも凛が
 今んとこ一番潮の術が弱かったみたいだ。」


「その潮はまだ目覚めないし・・・。」


「奴は!?」


よく考えれば俺たち全員術にかかっていたのなら
その間奴は自由の身だ。






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