好きすぎて...


私は遅刻ギリギリの8:25まで彼を待っていた


なのに、彼は来なかった


バックレ?


ありえない!


私は遅刻しないように

駆け出した


『ハァ、...っ』


教室に入った頃には

もう


1時限目後の休憩タイムに入っていた


教室を見渡すと


彼の姿があった


『何っ、...で!』


『咲楽ちゃん、今日遅かったね』


私に近づいてきた 女の子たち


私は怒り狂った顔を平然とした顔に戻して


接した


『ごめんね、えへへ♪


彼と話したい事あるからちょっと良いかなぁ?』



『佑樹ーーーー!咲楽ちゃんが呼んでるよ?』


『チッ、...何?』



舌打ち?

ふざけんなよっ!


お前ぇが来なかったんだろ?


『じゃあ、移動しよっか?』
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