約束~幸せのクローバー
「あれ…?美羽もう大丈夫なの?」
「私、今日は帰るね……」
「あ…うん、分かった」
職員室に寄って担任に断って家に帰った。
自分の部屋のベッドの上でゴロゴロしていた。
3年の先輩達の事なんて私から忠告するのは余計な事だったかな……。
田口先生は大人なんだし、でも気になって、つい言っちゃったんだよね。
携帯電話のメールを知らせるバイブが鳴った。
携帯電話を開いた。
〈体は大丈夫?
教室に戻って来た時変だったから心配になって〉
麻由からのメールだった。
〈もう大丈夫だよ
心配かけてゴメン〉
メールの返信をして閉じた。