約束~幸せのクローバー
大崎が職員室にプリントを持って来た。
斎藤先生から国語が出来ると訊いたのはつい昨日の事思い出したら、なんかイラついてきた……。
「君は数学が苦手のようだけど、クラスの人たちの足手まといにならないように頑張ってもらわないと」
まずい!
言い過ぎたか。
大崎は泣きそうな顔をして出て行った。
それにしても、こいつら笑いすぎだ。
「おい!!
いつまで職員室にいる気だ。いいかげん戻れ!」