約束~幸せのクローバー
「いつまで、そこに突っ立っている気だ」
「ぎゃぁー!!」
後ろから槇野先生の声が聞こえてビックリした。
「……おい、何でそんなに驚く声をかけただけだろう?」
とりあえず中に入って行った。
「大崎さん来たわね。あら廉も来たのなら私は行くわ一時間ほどあればいいわよね」
田口先生は保健室から出て行った。
「ほら、これを解いてみろ」
槇野先生はプリントをテーブルの上に置いた。
「中学で習った問題ばかりだから解けるだろう?」
仕方なくプリントの問題を解き始めた。