約束~幸せのクローバー
「あの~田口先生どうして槇野先生の事好きって分かったんですか?」
「だって、いつも保健室に来るとうれしそーにしてるんだもの……」
「麻由にも同じような事、言われました」
「友達?」
「あっ、はい」
田口先生の顔から笑顔が消えた。
「大崎さん、ごめんね泣かせるためにあの話しをした訳じゃないから。
ただ―…」
最後の方聞き取れなかった。
「田口先生?ただのあと聞こえなかったんですけど……」
「ううん、何でもないの気にしないで―…」