連絡帳
ぐちぐちと独り言
テレビドラマと言うのは、テレビ各局の力関係を表す縮図のようなものである。
使う俳優、脚本家、監督などなどで、それぞれの局がどれだけ力を注いでいるかが判る。
勿論、作る限り視聴率と言う数値目標があり、担当のプロデューサーからすれば、放送時間帯・次回作の予算に直結するため、与えられた権限の範囲内でのたうちまわるものである。
単純にアイドルを使えば、そこそこの数値も獲得できるが、名作と呼ばれる作品は出来にくい。
よく目にする名作と呼ばれる作品の傾向は、放送毎に視聴率が上がって行く。
その理由は、演技力の高い出演陣、そして優れたシナリオにある。
近年、不況のためかアイドル主演の『とりあえず作品』 が目立ち、内容の優れた作品が少なかった。
しかし最近、各局の記念作品が登場し、名作と呼ぶに相応しいモノが見られるようになった。
特に、JINは主演者・シナリオ・映像・音楽、どれをとっても超のつく一流作品だと思う。
ぜひ、シナリオの妙技を見てほしい。