不機嫌honey
だけど真王さんは仕事で家にいないし、家は遠いと。
真王さんの奥さんもよく出張について行くらしくて…。
あたしとユウリは、真王さんの息子の家にお世話になることに決まった。
彼の名前は一ノ宮 澪王。
第一印象、ステキな声。
顔は怖いけど、ワイルド系でカッコイイんだと思う。
どうやら、ミュージシャン。
ココに来た次の日、ライブ映像を見せてもらった。
正直、超カッコイイ。
歌う声も、マイクを持つ手も、横顔も。
一瞬であたしとユウリは彼の虜。
「澪王、洗濯物たたんだ」
「澪王さんだ」
「イヤ」
「お前、カワイイ声してキツいよな。少しは愛想良く笑え」
「笑い方忘れた」
ユウリは澪王を尊敬し始め、得意の料理で気に入られた。
ユウリばっかり可愛がって、あたしはカワイくないって。
そりゃあ…愛想なんかないけど…。
「褒めてよ」
「はいはい、キレイにたためました~」
「澪王、嫌いっ!!」
心がこもってない!!
真王さんの奥さんもよく出張について行くらしくて…。
あたしとユウリは、真王さんの息子の家にお世話になることに決まった。
彼の名前は一ノ宮 澪王。
第一印象、ステキな声。
顔は怖いけど、ワイルド系でカッコイイんだと思う。
どうやら、ミュージシャン。
ココに来た次の日、ライブ映像を見せてもらった。
正直、超カッコイイ。
歌う声も、マイクを持つ手も、横顔も。
一瞬であたしとユウリは彼の虜。
「澪王、洗濯物たたんだ」
「澪王さんだ」
「イヤ」
「お前、カワイイ声してキツいよな。少しは愛想良く笑え」
「笑い方忘れた」
ユウリは澪王を尊敬し始め、得意の料理で気に入られた。
ユウリばっかり可愛がって、あたしはカワイくないって。
そりゃあ…愛想なんかないけど…。
「褒めてよ」
「はいはい、キレイにたためました~」
「澪王、嫌いっ!!」
心がこもってない!!