不機嫌honey
素直なシュリはマズいだろ…。



もっと怒ってほしかったかも…。



頭を撫でたら顔を上げた。



クリックリの目。



長いマツゲ。



小さな唇…。



「おかえりなさい…」

「ん、ただいま」

「ちゅーは?」

「ん~、少し我慢しろよ?」

「なにをっ!?んんん~…」



満足するまでキスがしたい。



それで我慢しとくから…。



キスしまくって、息が上がってるシュリがカワイイ。



「苦しいよ…」

「ん」

「疲れてる?」

「それなりに」

「このまま寝る…」

「おぅ」



抱きついてきたシュリの頭を撫でてたら、すぐに睡魔に襲われた。



朝は早く起きてシュリを起こさないようにベッドを抜け出す。



シャワーを浴びて部屋に戻って着替えたら、時間がまだ少しあるのでシュリの寝顔。



顔にかかるフワフワで柔らかい髪を退かして、起こしたくないのにキス。



カワイイ…。



ものすげーカワイイ…。



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