不機嫌honey
そこからは脱がされて、澪王も脱いで。



いろんな場所を澪王が触るから、恥ずかしすぎてどうにかなりそう。



あたし変じゃない?



澪王にはちゃんと魅力的に見える?



「何で泣くかなぁ…」

「わかんなっ…恥ずかしくて…どうしたらいいの?」

「まぁ、泣いてもいいや。カワイイよ、お前」



きゅん…。



澪王にカワイイって言われると、あたしが世界でいちばんカワイイんじゃないかと勘違いしそうになる。



恥ずかしいのとか、少しの恐怖感が吹っ飛んじゃった。



澪王はやっぱり大人だ…。



「ねぇ、赤ちゃんできない?」

「お前は心配しなくていいの。ちゃんとするし」

「ならいいや…」



考えてくれてたのか…。



そういうの、好き。



そこからは痛くて苦しくて。



やめてって言っても澪王はやめてくれない。



「ごめん、ムリ…」



余裕がない澪王に気がついたら、なんだか体の力が抜けた。



全部澪王に預ければいいんだ…。



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