不機嫌honey
一応シュリとのことを考えての判断なわけだし。



全部理解しろなんて言わねぇから、せめて少しだけ我慢して欲しい。



「ずっと好きでいる?」

「うん」

「離れても平気?」

「平気。その後に笑って暮らせる」

「わかった…。社長の家に行く…」

「ありがとな、シュリ」

「いっぱい会いに来てね?あたしのこと、いちばん考えててね?嫌いになったら…殺すからね?」

「はいはい」



恐ろしいこと言われたので、キスして誤魔化した。



ムスッとした顔は変わらず。



だけど抱きつかれた。



カワイイ…。



「仕事行くけど」

「連れてけ…」

「ムリだろ」

「言ってみただけ…」

「じゃ、行ってくるから」

「行ってらっしゃい…」



頭を撫でてキスしたら俺は仕事に行く。



3ヶ月なんて余裕だ。



俺、結構シュリにメロメロだから。



シュリが俺を嫌わないかの方が心配だったり…。



まぁ、離す気はねぇけどな!!



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