不機嫌honey
ヒマさえあればスタジオにこもり、ひとりで曲を書く。
こんな短期間で仕上げたことのない量だと、自分でも思うわけで。
俺って天才?なんて、自惚れが入ってるけど。
これから駿太郎の詩を入れ、メンバーと話し合って完成させる。
「返事は後日ね」
「じゃ、俺は帰りますんで」
「ちょっと待ちなさい。あなたを呼んだのは他にもあるの」
「なんスか?」
「他のアーティストに曲を提供しない?」
「しない」
「美人よ?声もいいの」
「これ以上忙しくなるのは勘弁。休みくれるってなら考えますけど」
「わかったわ…。こっちも考える」
今の状況で他のなんてムリに決まってる。
今も相当しんどいっつーの。
さて、帰るか。
車で帰った家。
久しぶりの人の気配を感じた。
「おかえり…」
「シュリ、来てたのか」
「ん~!!」
両手を広げて抱っこして欲しいポーズ。
ソファーに座り、シュリを膝の上に乗せて抱きしめた。
こんな短期間で仕上げたことのない量だと、自分でも思うわけで。
俺って天才?なんて、自惚れが入ってるけど。
これから駿太郎の詩を入れ、メンバーと話し合って完成させる。
「返事は後日ね」
「じゃ、俺は帰りますんで」
「ちょっと待ちなさい。あなたを呼んだのは他にもあるの」
「なんスか?」
「他のアーティストに曲を提供しない?」
「しない」
「美人よ?声もいいの」
「これ以上忙しくなるのは勘弁。休みくれるってなら考えますけど」
「わかったわ…。こっちも考える」
今の状況で他のなんてムリに決まってる。
今も相当しんどいっつーの。
さて、帰るか。
車で帰った家。
久しぶりの人の気配を感じた。
「おかえり…」
「シュリ、来てたのか」
「ん~!!」
両手を広げて抱っこして欲しいポーズ。
ソファーに座り、シュリを膝の上に乗せて抱きしめた。