不機嫌honey
しかも生きてるし!!



「カニ!?」

「カニだな…」

「「ぷっ!!ぎゃははははははっ!!」」



今の状況でどうしろって!?



このカニ、いつまで食わなきゃなんねぇの!?



「シュリちゃんナイス~!!」

「楽屋にカニって!!とことん空気読めねぇヤツ~!!あの性悪、頭もわりぃのかよ~」



一応女子高生だろ…。



せめてその土地の銘菓とか、チョコとかさ…。



ダサいストラップとか!!



他にもあっただろ~…。



「今日何時に終わるっけ?」

「予定では22時です」

「なら澪王んちでカニパーティだな!!」



そうなるわな…。



この量、ひとりじゃ食いきれねぇもん…。



「駿太郎、カニの茹で方調べとけよ」

「ってか、コレ茹でるくらいデカい鍋って澪王んちにあんの?」



ねぇよ!!



なので、暇そうなマネージャーに鍋を買いに走らせた。



たまにはマネージャーも呼んでやるか…。



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