不機嫌honey
まさか社内恋愛!?



「何歳!?」

「えっと、永遠の17歳です」

「「は…?」」

「選択を間違うとフられますけど。この前、やっとキスしました」

「お前…それって…ゲームなんじゃ…」

「リアルにできるわけないでしょうが。相当病んでますから、俺」



超不憫っ…。



しかも自分で病んでるって言い切ったよ…。



「小林、俺らが悪かった…」

「なんかスゲー反省したよ、俺…」

「今度の合コンは小林も誘うからな!!」

「休みたい時は休んでいいぞ!?」



カニは俺が茹でよう。



忙しすぎておかしくなった小林を労ってやるから…。



俺は幸せ者だな…。



『カニパーティ~!!みんなで食ったから。ありがとな』



パーティ風景を撮り、メールに添付。



カニのおかげで、少しは俺らもリフレッシュしたから。



やっぱり息抜きも必要だ。



最近の疲労が溜まってる俺たち、酔いつぶれるのが早くて。



残ったのは、後かたづけをしている小林と、まだ飲んでる俺。



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