不機嫌honey
俺はお姫様を甘やかしに行きますか。



部屋に行くと、シュリは荷物の整理。



「これ、お土産~」

「高そうな…」

「もらいもん。ジョンの奥さんから、彼にあげてって」

「ん、ありがと」

「お風呂、入りたい」

「ん、一緒に入るか」



やっぱり弱ってる。



一緒に入った風呂でも、シュリはお疲れモード。



「はぁ…」

「明日から仕事は?」

「お休み。しばらく休めって、レイさんが仕事入れなかった」

「そうか」

「澪王?寂しかった?声聞きたくなったりした?」

「なんつーか、心配はした。また何か言われたりしてねぇかとか…」

「言われた!!あたしがジョンと仲良しだからって、愛人だとか」

「そうか」

「ユウリは言葉話せなくて肩身の狭い思いしてたみたいだし…」

「愚痴も聞いてやりてぇんだけど、俺も限界。風呂出てくっつきてぇ」

「抱っこ」



抱き上げたシュリを風呂から出して、体を拭いたらベッド直行。



ヤバいな、久しぶりすぎて暴走しそう…。



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