不機嫌honey
そう言い聞かせなきゃいけない気がする。



「あっ、メールだ」



ユウリに着たメールは、友達からのお誘い。



結局、ユウリは遊びに行くことになった。



ふざけてるよな、アイツ…。



いろいろわかってて、俺とシュリをふたりにしてる。



グタ~っとソファーにもたれ、膝の上のにゃんこをどうしようか悩む。



パジャマ姿で、小さくなって。



マジでシャワー浴びといてよかった…。



「シュリ、いつまで寝てんだよ」

「澪王の匂い、好きぃ…」

「おっぱい触っていい?」

「はっ!?な、何言ってんの!?変態っ…」

「やっと起きたな。みそ汁飲みてぇ~」



俺に全裸見せつけたくせに、超ピュア…。



飽きねぇよ、お前。



掴めなさすぎて面白い。



ユウリが作ってったみそ汁を温めて飲んだ。



ユウリ、いいお母さんになれる…。



男なのが残念だ…。



着替えて顔を洗ってきたシュリは自分でメシを用意する。



ユウリが作ったのを温めるだけだけど。



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