永遠の恋
何気なく俺は

電車の中に入ってくる人を見ていた。

その時、俺は目を疑った。

昨日の女、川上有紗が入ってきたのだ。

「あ!おい!あれ、昨日の女じゃね!?」

雅明が驚きながら言った。

俺も驚きを隠せないでいた。

ハンカチを返そうとしたが人が多くて前に進めない。

電車が次の駅に着いた。

すると有紗は、その駅を降りようとしていた。

俺は、

「すみません。」

と言いながら急いで有紗のところへ走った。

「あの・・・!!」と

言いながら電車から一歩出た時だった。

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