永遠の恋
「もう、いいし!有紗にメールしよ~」

俺はそう言って有紗にメールを打ち出した。

その間、雅明はずっと笑っていた。

俺は、有紗にメールした。

From:慎
【今日、会える?】

From:有紗
【うん。】

From:慎
【じゃあ、駅の前の公園で待ってる!】


「じゃあ、俺帰るから!」

そう言って俺は鞄を持ってドアのほうへ歩き出した。

「え?5時間目は?」

「さぼる!じゃあな~」

俺は玄関へ向かって走り出す。

有紗に会えるのを楽しみにしながら。
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