永遠の恋
公園に着いた俺は、缶ジュースを飲みながら

有紗が来るのを待っていた。


1時間がたった。

有紗はまだ来ない。

メールをしようとした時、有紗が来た。

「有紗~!」

俺は嬉しくて、思わず大きく手を振ってしまった。

有紗の顔が険しくなった。

「やめろ!恥ずかしい!ってか慎は来るのが早いんだよ!」

普通の女の人だったら、

『ごめん!待った?』

みたいな感じで来ることが多いのに、有紗はやっぱり違う。

まあ、そういうとこが好きなんだけど。

「で?何か用?」

「別に、用は無いんだけど・・・話したいな~みたいな」

「ふーん」

沈黙が続く。

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