永遠の恋
放課後。

今日は3日ぶりに有紗に会った。

「久しぶりっ」

俺が手を振ると、有紗が小さく手を振った。

「慎!ごめん遅れた!」

「いいよ!俺そんなに待ってないし♪」

俺が笑うと有紗も笑う。

「そうかっ!」

幸せなことだ。

だけど、少し戸惑いもある。

というか不安かな・・・。

有紗は俺をどんな風に想っているのだろう・・・。

「お~いどうした?慎?」

有紗が俺の顔の前で手をひらひらさせた。

「え・・!?あ!ごめんっ!!」

「どうしたんだ~?疲れてるのか?」

そう言いながら有紗が俺のおでこに手をあてた。

俺の顔が赤くなる。

パシッ

恥ずかしくて思わず有紗の手をはらってしまった。
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