永遠の恋
・・・。

沈黙が続く。

「ご・・・ごめん・・・」

俺がそう言っても反応の無い有紗。

「あ・・・有紗・・・?」

俺は有紗の顔を覗き込んだ。

有紗の顔を見た俺はハッとした。

今まで見たこと無い悲しそうな有紗の顔。

「え・・・!?有紗!?」

俺は戸惑った。

なんで有紗はこんな顔してるんだ!?

「・・・ごめん慎。帰る。」

そう言って有紗は帰ってしまった。

「え!?ちょっと有紗!?」

俺が叫んでも止まらない。

俺は意味が分からず立ちすくんでしまった。

俺はとにかく有紗に電話した。

だけど出てくれない。

「どうしてだよ・・・」

俺は有紗がなんで悲しい顔をしたのか

分からなかった。
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