永遠の恋
どうしてか分からずのまま一週間が経った。

あれから有紗とメールもしてないし会ってもいない。

というよりメールは返事が来ない。

「はあ・・・意味わかんねえ・・・」

俺は有紗と最初に出会ったベンチに腰掛けている。

また、雅明の買い物に付き合わされた。

雅明を待ってる間にも有紗に電話した。

・・・出ない。

はあ・・・とため息をついたときだった。

少し離れたところに有紗がいた。

俺は急いで有紗のところへ駆け寄る。

有紗は俺に気づかない。

「有紗・・・!」

俺が有紗を呼ぶと、有紗は驚いた顔でこっちを見た。

「慎・・・」

有紗はそう呟くと、逃げた。

「有紗!待てよ!!」
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