永遠の恋
~~♪

その夜。有紗から電話が来た。

「もしもし?」

俺は電話に出る。

「もしもし?慎か?」

有紗の声。

昨日会ったばかりなのに久しぶりに聞いた気がした。

「おう!で、日曜日どおする?」

「う~ん・・・。どっか行きたいか?」

「有紗とだったらどこでもいい!」

「・・・。」

有紗が黙り込む。

どうしたんだ・・・??

「有紗・・・??どうした??」

「・・・馬鹿・・・。」

電話の向こうから小さな声が聞こえた。

「馬鹿慎・・・照れるわ・・・。」

有紗は俺の言葉に照れてたんだ・・・。

「有紗、可愛い・・・!」

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