永遠の恋
「あの~・・・隣、いいですか??」

俺は遠慮がちに言った。

女は俺の方を見た。

(やっぱり綺麗・・・)

今までに俺がこんなに女を綺麗と思ったことがあっただろうか。

「どうぞ。」

女は冷静に返事した。

俺は女の隣に座った。

・・・・・・・・・。

無言が続いた。

(こんなことしてると日が暮れちまう。早くメアドとか聞いて帰ろう。)

俺はそう思い、声をかけた。

「あの~・・・ちょっといいですか??」

「何??」

「えっと・・・あの~・・・・・。」

照れながら言う。

俺の今までの経験からだと、照れながら言うと

大人の女は優しく話しかけてくれるはず。

「何??」

「えっと・・・その・・・メアド教えてくれませんか??」

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