永遠の恋
「・・・は!?」

「え!?」

俺は女の意外な言葉に動揺した。

「お前、初対面に向かって“メアド教えてくれ”って、常識が無さ過ぎだろ。ガキはさっさと家に帰れ。」

女はそう言うと立ち上がり、どこかへ帰っていった。

俺はあまりの衝撃に開いた口が塞がらない。

雅明もビックリしている。

その時、女の鞄からハンカチが落ちた。

(・・・なんかドラマみてー笑)

そう思いながら拾った。

広げると、名前が書いてあった。

『川上 有紗』

「かわかみ・・・ありさ・・・。」

俺はそう呟きハンカチをポケットにしまった。

雅明はまだ、ビックリ顔だった。
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