それでも君が好きなんだ。


「卒業したくないのかしら?」
新学期早々なんで進路の話してんだか、それもわからない
「するし」
「このままぢゃ無理なのよ」

嘘ばっかり。
高校なんてほとんど休んでないし
授業だって邪魔したわけぢゃない
多分…清水があたしを退学させたいだけでしょ

「あた…」
「もっとちゃんと努力したら?」

いらっ。
こいつなんなの?
退学させたいならはっきりえよ
つーか…!!
「努力した結果がこれだよ!!」
そう言って制服の校章をさす

あたしはくるりと体の向きを変えて指導室をでた
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