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やっとの放課後。




遊び行こう誘われたけど、そういう気分に慣れなくてまっすぐ帰宅する事にした。




賑わう廊下をのんびり歩いてると、




「春日さん…。」





名字を呼ばれて後ろを振り返った。



そこにはいかにも今時の女子高生って感じの2人の学生がいた。


ネクタイの色が一緒だから、同学年か。



記憶に全くないよ…。




「何ですか?」




一応返事をしたけど、振り返った時からスゴくシカトして帰りたかった。




「聞いてもいいですか?





青君の事…。」






またかよ…。





心の中でため息をつきながら、頷いた。
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