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「あの…2人って幼なじみ何ですよね?」





そんなおずおずしながら聞くなよ…。




いつもの2人はどんななのか想像を膨らませた。



「そうだよ。」







「なら、好きな」タイプとか分かりますか?」





「気が合う子だと思うよ。」






多分ね…。




「そうですか…。」





「まあ、そういうのは本人に聞くか、雑誌見た方がいいと思うよ。」





早く打ち切りたい気持ちでいっぱいだ。





「分かりました…。」





後から愚痴言われるだろうな…。



まあ他人だしいいけどね。




「アイツなら気軽に話すから積極的に話しかけて大丈夫だと思うよ。じゃあね。」



アドバイスを与えて私はまた廊下を歩いた。
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