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「聞いたって…お前には関係ないだろ…。何も知らないで…ウザイんだよ!」







青は真っ直ぐ私を見ている。






「お前に…お前に何が分かるんだよ!!」






私は何も出来なく見ている。


「俺だって…。」



それ以上…。



「お前なんか…。」




お願い…。




「お前なんか…「言わないで!」






叫んでいた。




青は息を切らし私を見た。



「尚…。」






あっ…名前呼んでくれた。






久々だな…。






いつの間にか…





あったかいものが頬を濡らした。
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