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校舎の影になるところが食事場所。


先に、武と沙由が来ていた。



「遅いよお二人さん!」



名前に似合わず、元気な沙由。



ガクブチ眼鏡をかけて読書をしている武。



計4人が私たちのグループだ。



みんな違うキャラだけど、それが飽きないのか新鮮なのか分からないが、頼もしくて楽しい仲間だった。







「ゴメンって沙由。」


「許しません。」




亮太は何度も謝っているのをほっといて座る。




「お前が悪いんだろ?」


頭を叩かれても、シカトしておいた。


言い返すのめんどくさいからね。
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