ひまわりの涙
チュン、チュン…

鳥?鳥の鳴き声?

「はぁ…はぁ…」

息が苦しい。

久しぶりにあの時の夢をみた。

カーテンの隙間からは優しい日差しがさしている。

目をユックリ開けると部屋の中は明るくなっていた。

時刻は5時をまわったところ。

6月にもなると日も長くなって朝が早くきた気がする。

夢のせいで体が怠いきもするけど、また寝る気にもなれず体を起こした。

そのまま顔を洗って歯磨きしコーヒーを作る。

これが毎朝の日課。

起きる時間は早かったけど。

ボォーとしながらコーヒーに口を付けながら昔のことを思い出していた。

思い出したくもないあの生活。

でも夢のせいでナーバスになっているのか次から次へと映像が再生される。

「はぁ…朝からついてない…」

暗い気持ちを振り払うようにテレビをつけた。
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