ひまわりの涙
「いちいち傷つくな!」

鏡はそう言うと一言も発することはなかった。

傷つく事は慣れていたのに…

私はきっとあの人達が好きだったし羨ましかったんだ。

自由に発言して、自由に行動して…自分で選べることが沢山ある。

私からみた彼女達はとても眩しくて、近寄るのが怖かった。

今頃色々と言われてるだろうけど、きっとこの先もあの人達の事は好きだと思う。

見てるだけで幸せだったから…

ありがとう…

さよなら…

私はこれから神城家の一員として生きていく。

何が待っていようと私は大丈夫…

そう…大丈夫…

乗り切れる…

これが私の運命…



気が付けば神城家…私の家に着いていた…
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