44チャンネル-呪われた都市伝説-

勝俣さんは荷物をまとめはじめた。
教室の時計を見ると勝俣さんが教室に入ってきてから20分ほどたっていた。


「助かる方法は簡単だよ。今日、君達は44チャンネルの手順を実行してくれればいいだけだから」


「え?」


あまりにも意外な言葉に俺の口から気の抜けたような声が出た。


「44チャンネルは少女の怨念が生み出したものだ。少女から逃れる為には44チャンネルの手順を実行することが必要不可欠なんだ。3時44分になったら私の仲間が君達の自宅を意図的に停電させる、そうすることによって少女は君達から離れることになるのさ」


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