44チャンネル-呪われた都市伝説-
俺は机の上にあるテレビのリモコンを手にして時計に気を集中させる。
(秒針が後十回時を刻めば0時0分……)
この瞬間だけは瞬きもせずに秒針だけに意識を集中させる。
静かにその時を待つ……そしてゆっくりと進む秒針が短針と長針に重なった。
(……いけ!)
同時にリモコンの音量ボタンを長押しした。
耳が裂けそうなくらいの音量になる、まるでライブ会場の中にいるみたいだ。
音量が確かに44と表示されたのを確認して俺はすぐにテレビの電源を落とした。
(よし……)
乱れていた呼吸を一度整えてから手順4へと進む。
(秒針が後十回時を刻めば0時0分……)
この瞬間だけは瞬きもせずに秒針だけに意識を集中させる。
静かにその時を待つ……そしてゆっくりと進む秒針が短針と長針に重なった。
(……いけ!)
同時にリモコンの音量ボタンを長押しした。
耳が裂けそうなくらいの音量になる、まるでライブ会場の中にいるみたいだ。
音量が確かに44と表示されたのを確認して俺はすぐにテレビの電源を落とした。
(よし……)
乱れていた呼吸を一度整えてから手順4へと進む。