44チャンネル-呪われた都市伝説-
六月六日
午前五時二十五分
『一件のメールを受信しました』
送信者
曽野宮京
件名:なし
本文
時間がないから要件だけ言っておく。
真琴、44チャンネルって都市伝説知ってるか。
あれは絶対に見ないでくれ。
俺の仲間達はそれを見て死んだ。
ここからが本題だ。
お前に頼みたいことがある。
神奈川県警の勝俣竜二。
あいつがその44チャンネルを利用する犯人だ。
お前がこのメールを見る頃、俺はもう死んでるだろう。
俺も見ちまったんだよ、勝俣に騙されて。
頼む、俺達だけの秘密の場所にきてくれ。
そこには俺の死体があるはずだ。
そして俺の他にも汐見っていう女の子がどこかで自殺をするはずだ。