44チャンネル-呪われた都市伝説-
混乱と恐怖の交錯
仮に俺が44チャンネルの手順と準備をしなかったとしたら、その後俺はどうなるのだろうか。
死ぬのか?俺は死んじまうのか?
だとしたら俺はどうやって死ぬのだろう。
そう考えると嫌な汗が背中を伝っていくのが分かった。
「おい杉森……もし俺が44チャンネルの手順と準備をしなかったらどうなるんだよ?」
「さあ?そこまでは分からないわ。でもこういう話は危険よね、見なかった人は死んだりしてるものね……ふふ」
「そ、それだって所詮噂だろ!?根拠のないことを言うなよ!」
「まあ本当に見なきゃいけないかなんて分からないわ……噂の中の噂だもの。本当に見なきゃいけないとしても手順を間違えなければいいだけの話よ」
「そ、そうだけど……!でも見なかった奴だっているんだろ!?答えろよ!」
完全にパニック状態に陥ったその時だった。