44チャンネル-呪われた都市伝説-
「あっ、ちょうど来たみたいだね。汐見さんこっちこっち」


勝俣が右手をあげて軽く手を振る。
背は小さい、外見は可愛く男が放っておかなそうな優等生。


あの女が……汐見。



「ごめんなさい勝俣さん、ちょっと遅れてしまいました……」


「紅茶でいいかい?」


「はい……」


汐見はそう言って勝俣の横に座る。
それから少しの沈黙が続いてから紅茶が運ばれてきた。
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