44チャンネル-呪われた都市伝説-
「さて真琴君、この汐見さんはね。私がさっき話した呪いから逃れる方法で死なずにすんだんだよ」
「そ……そうですか」
汐見がペコっと頭をさげる。
その態度を見て俺はこれが真実なのか偽りなのか分からなくなってしまった。
(くそっ!汐見は死んでいるはずだろ!?でも本当にそれで助かったのなら勝俣は……俺は……)
気付くと視線はテーブルの真下を映していた。
あんなに悔しかった思いもすっかり冷め切ってしまっている。
「そ……そうですか」
汐見がペコっと頭をさげる。
その態度を見て俺はこれが真実なのか偽りなのか分からなくなってしまった。
(くそっ!汐見は死んでいるはずだろ!?でも本当にそれで助かったのなら勝俣は……俺は……)
気付くと視線はテーブルの真下を映していた。
あんなに悔しかった思いもすっかり冷め切ってしまっている。