44チャンネル-呪われた都市伝説-
トランクから放たれる血の臭い、そして血まみれの少女を見て私は笑ってしまった。


「ふふふ……死ぬとこうなるんだ。いい体験してますね今の私達」


死体を見て私に一つの考えが浮かんだ。
前から興味があった臓器売買のことである。


闇市場、そこで高価格で取引がおこなわれているのが人間の臓器。
そしてその次に……人間の目だった。


「おじさん、お金欲しくない?」


「……え?こんな時に何を……」


突然の言葉に勝俣は動揺していた。
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