44チャンネル-呪われた都市伝説-
決行の時2
深夜三時三十分。
約束の時間に少し遅れてNo30は倉庫へとやってきた。
「すいません……遅れました……」
「遅かったな、No30。さあこっちにきて画面を見ろ、今から五月雨真琴を殺す為のプログラムを打ち込む」
俺はいつも通りに殺人プログラムを起動させる。裏世界で多用されている精神破壊専用ノイズ、そして俺が作った自慢作の映像。
今回は五月雨真琴一人だけが標的だ、いつもより多くのノイズを発信させることができる。
「No30。時間は?」
「……三時四十分になります」
「了解」
俺は携帯を取りだし五月雨真琴の家に配属した仲間に連絡をとる。
「はい、こちらNo18」
「勝俣だ。五月雨真琴の様子は?」
「深夜0時から特別変わった様子はありません」
「了解、引き続き任務を続行するようにNo19にも伝えておいてくれ」
「了解」
いつも通りだ。
俺は五月雨真琴がどう自殺するのかが楽しみで仕方がなかった。
「最近電車や飛び降りばかりでつまんねえからたまには車に突っ込んでくれねえかな……はははは!」
約束の時間に少し遅れてNo30は倉庫へとやってきた。
「すいません……遅れました……」
「遅かったな、No30。さあこっちにきて画面を見ろ、今から五月雨真琴を殺す為のプログラムを打ち込む」
俺はいつも通りに殺人プログラムを起動させる。裏世界で多用されている精神破壊専用ノイズ、そして俺が作った自慢作の映像。
今回は五月雨真琴一人だけが標的だ、いつもより多くのノイズを発信させることができる。
「No30。時間は?」
「……三時四十分になります」
「了解」
俺は携帯を取りだし五月雨真琴の家に配属した仲間に連絡をとる。
「はい、こちらNo18」
「勝俣だ。五月雨真琴の様子は?」
「深夜0時から特別変わった様子はありません」
「了解、引き続き任務を続行するようにNo19にも伝えておいてくれ」
「了解」
いつも通りだ。
俺は五月雨真琴がどう自殺するのかが楽しみで仕方がなかった。
「最近電車や飛び降りばかりでつまんねえからたまには車に突っ込んでくれねえかな……はははは!」