44チャンネル-呪われた都市伝説-
靴を脱いで家の中へと上がり、すぐに家の灯りをつける。
そして俺はリビングへと向かった。
歩くたびに廊下がきしむ音、その音が今日は異様に耳につく。
(こんなに気味悪い音だったっけ……)
そんなことを思っているうちにリビングへと辿り着く。
すぐにテレビの電源を入れる――特に見たい番組があるわけじゃない、チャンネルを適当に回す。
午後7時……やはりこの時間はバラエティ番組が多い。
別に好きでもないが今日は笑い声の飛び交う賑やかな番組が見たい気分だ。