44チャンネル-呪われた都市伝説-

「もしもし?どうした汐見?」


「……曽野宮くん、ごめんね私から電話しちゃって」


聞こえてくる汐見の声は元気がなかった。
俺は部屋の電気をつけてソファーへと腰掛ける。


「あのね。一つ聞きたいことがあるんだけどいい?」


「あ……ああ。なに?」


「誰かに見られてる気配とかしない?」
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