44チャンネル-呪われた都市伝説-

寝ぼけながら歯を磨き、風呂場に向かいシャワーを簡単に浴びる。
再び自分の部屋へと戻って制服に着替える。
ここまで僅か20分、それでも遅刻することには変わらない。


「あれ?カバンがないな」


部屋を見渡すが自分が持っているカバンはどこにも見当たらない。
少し落ち着いて昨日最後にカバンを見た場所を思い出す。


(部屋にないなら後はどこだ?リビング?違うな……)

俺は頭を掻きながら思い出す。


「……そうか、昨日玄関に置いたままだったか!」


溜め息をつき、玄関へと急ぐ。
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