44チャンネル-呪われた都市伝説-
「それでね、警察が二人に聞きたいことがあるみたいなのよ。ちょっとここで待っててもらえるかしら?いま呼んでくるから」
先生はそう言うと足早に教室を後にした。
警察が俺達に聞きたいこととはなんだろうか。
妙な緊張感が襲いかかる。
「何か落ち着いていられないな……」
俺は今教室を意味もなく歩きはじめた。
「ねえ曽野宮君……」
そこに声をかけてきたのは汐見だ。
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