君×恋~初恋~
 そんなある日のこと。

 Lineのて電話がかかってきた。

 〖なっちゃん!
  大樹くん、いたよ!!〗

 そう言ったのは、大樹を紹介してくれた

 莉亜ちゃんだった。

 「え……いたって、Lineに?」

 〖Lineにもいたけど…本物が!!
  ほら、前に写真見せてくれたでしょ?
  その顔の人が大分にいるの!
  私はいま、大分駅にいるんだけどね〗

 「う、うん」

 〖たしかなっちゃんの家、大分駅の
  近くだよね!?
  ほら、速くしないと行っちゃうよ!?
  いいの!?自分の気持ち言わなくて!
  絶対あとで後悔するよ!!〗

 う……

 私は覚悟を決めた。

 「わかった……すぐ行く」










 
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