君×恋~初恋~
 学校が終わると、私は急いで家に帰った。

 学校はケータイ禁止だから。

 電源を入れるとLineを起動させる。

 いままでと同じ動作なのに胸が弾むのは

 どうしてだろう。

 見ると、大樹から返信がきていた。

 〖なつきって、顔文字好きなんやな〗

 そーいう訳ではないけど。

 〖顔文字あった方が可愛いからね〗

 〖そーいうモン?〗

 〖だよー(笑)〗

 あぁ、やっぱり楽しいなぁ。

 大樹と話すの。

 そこまで考えて私はアルコトを思い出した。







 

 
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